裏で1目分縫い、半目戻る縫い方を半返し縫いといいます。並縫い、本返し縫いの中間にあたる強度です。縫いはじめ、縫い終わりの補強としても良いです。
半返し縫いも、本返し縫い同様に実際に縫う長さの3倍+20cm~30cm用意しましょう。
①縫いはじめの位置より、1目分進んだところに布の裏から表へ向かって針を出します。
②糸を全部引き抜いて、半目分戻った位置に針を布の表から刺します。
③そのまま針の先を1目分先に裏から表へ出します。
④糸を引き抜いて、半目分戻った位置に針を布の表から1目分先に出します。
⑤ ③と④を繰り返していきます。
⑥半返し縫いの完成
【表の縫い目】
表からみると並縫いのように見えます。
【裏の縫い目】
縫い終わりは裏で玉どめをしましょう。