Sewing works/裁縫

裁縫道具で揃えておきたい材料と道具類

初めて裁縫道具をそろえるのが、家庭科の授業がスタートするタイミングであることがほとんどかもしれませんね。お手頃な価格で一式セットで購入することができますね。小学生の頃に購入した裁縫道具は30年以上たった今でも、針箱などはまだ使っています。

そのくらい、一度揃えたお裁縫道具は長く使えます。きちんとした道具があれば、いつでもソーイングをすることができます。ハンドメイドの作品を作るだけではなく、ゴムを入れたり、破れた生地を補修したりと、日常生活の修理にも使えます。

そこで、揃えておきたいお裁縫道具についてまとめてみました。

裁ちばさみ

裁ちばさみは布を切るための専用のはさみです。

サイズは手の大きさに合わせて選びます。布以外の素材(紙など)を切ると、裁ちばさみの切れ味が悪くなってしまいます。型紙を切る時は、紙工作専用のはさみを使いましょう!

糸切はさみ

糸切はさみは、先が細いので糸を切るのに便利なはさみです。刃先がしっかりとかみ合っている切れ味の良いはさみを使います。

リッパー

手縫い、ミシン縫いなどで間違えた時などに縫い目の糸を切る道具です。はさみなどでは切りにくい細かなところに向いています。リッパーも先の太さが違う場合もあり、できるだけ細いものがおすすめです。

手縫いで縫うときに使います。針は長さ、針穴の大きさに違いがあり、糸、布に合わせて使い分けます。

縫い目を細かくするときには短い針、縫い目をゆったりとするときには長い針がおすすめです。

刺繍針

刺繍をするときには、穴が大きめの刺繍専用の針を使います。

まち針

針の頭に丸や様々な形の飾りがついている針です。布を縫うときや、型紙で印付けをするときなどに、ずれないように留める時に使います。

厚い布を留める時には、長めのものが良いです。また、アイロンを使用するときなど熱に耐えられる耐熱性のものを使います。

ミシン針

ミシンに固定して使用する専用の針です。家庭用ミシン針、工業用ミシン針があります。また、家庭用も工業用も布の厚さに合わせて、針の太さを変えて使用します。

ひも通し

パンツのゴム、巾着袋などの紐通しに使います。プラスチック製の長いタイプのものや、クリップ式のゴム通しなどはスピーディーに作業がはかどります。

手縫い糸

手縫いしやすい右よりになった糸です。手縫い糸は、素材、太さは様々でカードタイプの物から、筒状に巻かれたものまで様々です。糸の色も幅広く、布の色に合わせて縫います。

ミシン糸

ミシンで使用する専用の左よりの糸です。ポリエステルや合成繊維のものが一般的です。また、目立ちにくい透明の糸、ニット専用の糸などもあり、糸の太さも素材によって使い分けます。

定規

印付けをしたり、縫い代の線を引いたりするときに使用します。手芸専用の竹でできたものも一般的ですが、透明な方眼定規のほうが縫い代などを引くときに正確に引きやすいです。

メジャー

長い直線や、曲線の長さをはかる時に便利です。

チャコペン

布に印をつける【チャコ】は、ペンシルタイプ、チョークタイプ、水で消えるタイプや時間経過と共に消えるものなどがあります。

目打ち

布に穴をあける時に使う道具です。ミシン縫いで細かい時に布を抑えるのに使うこともできます。

指ぬき

手縫いで縫うときに針の頭をおさえるときに使います。中指にはめます。金属製、革製のものがあり、針が通りにくい厚手の生地の時は金属製を使います。

糸通し

手縫い針、ミシン針の穴に糸を通すときに使います。さらに簡単に糸が通せる【デスクスレダー】という器具もあります。

便利な道具で作業もスピーディーに。ミシンの場合は自動糸通し機能があるものもあります。

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