
溜まる紙媒体は保護者向けのものだけではない・・・
小学生の宿題や学校での学習プリント、テストなども自宅の机でどんどん溜まっていきます。皆さんはどうしていますか?最初の頃は、ファイルに閉じて保管していましたが、子供が自分でやるというのは定着しませんでした。
プリントはほぼ毎日持ち帰り、その作業をなかなかできずにいたので、結局学習デスクの引き出しにあふれていたのです。
本来ならば、復習や家庭学習に役立てたいところですが、なかなかうまくいきません。
プリントのボリュームがすごい
とにかく、学習や宿題で使用するプリントのボリュームはすごいです。学習塾に通っている子などはもっとプリント類がありそれ以上に溜まります。
プリントを保管するとしても、期限を設けないと保管場所を占領していくばかりです。個人名が記載されているだけに古紙としてのゴミ出しができないですからね。
すぐに捨てるのか?それとも保管したほうがいいのか?という点では、最初は迷ってしまいます。
使用済みプリントを家庭学習に役立てる場合
もちろん、使用済みのプリントを家庭学習に役立てる事も可能です。間違っている問題や単元を後からでも見直せるように保管しておけばいいわけです。
もちろん、これを低学年の子供自身ができるか?という事は難しいと思います。親が家庭学習に関心を持ち続け、関わりを持ち続けることが大切かもしれません。
親が積極的に関わる方が理想ですし、素晴らしいことですが、仕事を持っていたり日々の忙しさからなかなか容易ではありません。
【アナログな保管方法】プリントは消耗品として一時保管箱へ
小学校1年生の子供自身が自分でやれるようになる・・・ということが大前提でアナログな方法をご紹介します。
プリントは消耗品として一時、「使用しないプリント専用の箱」に入れる事にしました。たとえば、高学年、中学生くらいになって試験勉強とか自分でするようになれば、プリントを利用して、ノートに書き写して復習などもできると思いますが。
家庭学習が定着していない低学年のうちは、復習をするにしても、予習をするにしても書き込み式の別のプリントを活用していますから。これは保管しても無駄かも?という判断でした。
・・・と言うわけで、学習済みのプリントは即「使用しないプリント専用の箱」に入れる事にしました。
プリントやおたよりの整理で重要なのは取捨選択
持ち帰ったプリント類は、その日のうちに使う、使わないの判断をすることがベストです。そして、学習プリントについては、使用する子供自身に判断させることが大切かもしれません。
捨てた後に必要だと分かった!
ある時、算数の採点済のプリント(ミニテスト?みたいなもの)をリビングに放り投げてありましたので、私は迷わずゴミ箱に捨てました。
紙類は基本は資源ごみで保管されることが多いですが、学習プリントは記名があるので即捨てです。そうしましたら、算数プリントの間違い、やりなおしをしなきゃ!と言い出しまして「もう、捨てましたよ!」って・・・。
算数のプリントの問題で、間違いがあった子はやり直しをして、再提出だったようです。
捨てられてしまってから、リビングに自分の物を置かないようになりました。子供自身が失敗を学んでくれることが一番ですね。
子供自身が学習プリントの管理をする
学習プリントを使う、使わないの判断は子供が自分で出来るようにならなければならないもの。保管、管理、捨てるも自分でできるようにならなければ、自分の部屋の整理整頓もできるようにならないはずです。
学校から持ち帰ったプリント類は、私が口出しをしなくても分別できるようになってもらおうと思い、この不要と判断したプリントについては、一時保管をする方法にしてみました。
即捨ての判断をした場合、必要となった時に学校で不自由な思いをしてしまうのは、避けたいためです。
ただし、空き箱に放っているだけです。ゴミとは分ける・・・程度の保管方法です。簡単にしてあげないと子供自身も毎日続きませんし、定着しないものですから。
実際に、ここに放って後からここから探す・・・という事もありましたので、現在小学5年生ですが、ずっとこの方法で継続しています。
年度末にすべて処分しています。
最後に・・・
プリントの保管や片付け方法は、それぞれの家庭のやり方でいいと思います。我が家も試行錯誤の末、この方法に定着しています。整理整頓の習慣がある子供、整理整頓が苦手な子供、性格など個性様々です。
また、親自身も性格や整理整頓の得意不得意がありますし。
整理整頓、片付け方法は常に改善していくのがいいと思います。一度は良いと思った方法でも、なかなか定着しなかったら原因がありますし、改善することが理想です。
一度お試しで実践してみて、家族で片付け方法を考えたり、話し合いができるといいですね。