Sewing works/裁縫

布の始末のやり方

ミシン縫いでできる布の始末のやり方は、いくつか方法があります。布の素材や作るアイテムに応じて使い分けます。

ただし、ビニールコーティングされているラミネート生地や、フェルトなどのように布の始末が必要のない布もあります。

ミシンでの布の始末のやり方

ジグザグミシン

さまざまな種類の布に向いている一般的な方法です。家庭用ミシンにあるジグザグ縫いの機能を使用します。

三つ折り縫い

布の端がみえないように見た目もキレイで、ほつれる心配がありません。また、ミシンでなくても手縫いでも可能です。

三つ折りで重ねて縫うため、厚さがでます。縫う場所や素材によっては向かない場合もあります。

袋縫い

2枚の布を合わせて始末します。布端が見えない状態になるので、仕上がりも美しくバッグなどの縫い代に向いています。

外表に重ねて布の端を縫います。

裏に返します。

アイロンをかけて整えます。

もう一度仕上がり線を縫います。

布端が中に入るので糸のほつれは外に出ません。

ロックミシンで縫う

布をかがるための専用のミシンである、ロックミシンで始末する方法です。既製品の衣類などと同様の仕上がりになります。また、布を裁ちながら縫うので速いです。ロック糸が3本タイプ、4本タイプがあります。

ロックミシンはプロが使用するイメージがありますが、ソーイングでバリエーションを広げるなら持っておきたいですね。

画像は、3本タイプのロックミシンを使用した状態です。

ミシンを使用しない布の始末のやり方

ミシンを使用しなくても布の始末はできます。

ピンキングばさみで布の始末

ビニールコーティングのラミネート生地や、フェルトなどはピンキングばさみを使用して布の始末をしてもよいですね。

刃がギザギザなので、切り口がギザギザの状態になります。波型のものもありますし、ギザギザの幅の大きさも種類があります。

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