昔ながらの梅干し作り
市販の梅干しは、かつお風味、しそ風味、はちみつ風味などいろいろ種類があり、塩分も控えめで食べやすいです。
よくみると、輸入の梅であったり、添加物が加えられていたりします。
昔、おばあちゃんが作った梅干しは、常温保存をするための梅干しでしたので、とても塩っぱい梅干しだった記憶があります。
今はスーパーなどで簡単に手に入るので市販品の梅干しと長期保存を目的とした自家製保存食としての梅干しを両立していこうかなと思います。
いきなり自家製で!と気合を入れても、失敗するかもしれないので( ´∀` )
長期保存の梅干し作り、材料の準備
・梅(黄色に完熟したもの)
※黄色に完熟している方が柔らかに出来上がり、青いものは少しかたく出来上がる。
柔らかなものは崩れやすいので、初めて作るなら気にせず青いものもそのまま使っても失敗が少ないのでOKみたい。
・あら塩、天然塩(梅の20%の量)
赤しそが無い、梅と塩だけのシンプルな作り方です。
長期保存の梅干し作り、道具の準備
・梅干しを浸ける容器(保存瓶)
口が広い方が出し入れしやすいし、重しを乗せやすいですが、これはお好みで( ´∀` )
・梅を干すザルか干し網
・ヘタを取り除く際の楊枝か竹くし
・梅を浸けるときの重し(約2kg)
無い場合や容器に入らない場合は、ビニール袋の中に多めの塩を入れて重しにする。
長期保存の梅干し作り手順
①梅をやさしく洗って自然乾燥させるかキッチンペーパーで汚れ、水分をふき取り、楊枝や竹くしでヘタを取り除く。
②消毒した保存瓶に梅と塩を交互に入れていき、約2kgの重さの重しをのせる。
漬物石などが無い場合は、2重にしたビニール袋に塩を入れてのせてもOK。
今回使用した容器は、メイソンジャーの1.5Lサイズのものです。口が狭いので、ビニールに塩を入れてのせて、蓋を閉めるときに圧が加わるようにしました。
③梅酢(梅の水分)が浸るまで約3日ほどの期間置く。
重しが足りていないので梅酢の上がり具合をこまめにチェックする必要はありそう。
梅酢(梅の水分)が上がってこない場合は、重しを増やす。
5日後の状態です。↓
重しはビニールの塩をふやしました。
すっかり梅酢に浸っている状態です。底に沈んでいる塩が気になります(;^_^A
調べたら、沈んでいる塩を溶かすため天地返しをする必要があるみたいです。
梅を取り出して、塩を溶かしてまた戻す。
④約1か月後、天気予報の様子を見て、できるだけ3日連続で太陽が出ている晴れの日に、梅を干します。
容器に入っている梅酢も、一緒に日に当てて干します。
土用干しという言葉がありますが、土用丑の日まで待たなくても、過ぎてしまってもOK。
⑤天日干しをするときは、太陽の出ている状態にもよりますが、午後になったらひっくり返す作業をします。
⑥夕方、梅酢に梅干しを戻し、次の日また同じ作業を一日かけてやります。
⑦3日連続で作業をしたら、保存瓶でそのまま放置します。
食べごろは?
手順を終えた梅干しは、直後に食べることもできますが、塩っぱいようです。
1年くらい時間が経つと、酸味のある昔ながらの風味の梅干しになるそう。
長期保存の梅干しは、賞味期限が無い?ということなので、年代ものの梅干しの食べ比べとかも楽しそうです。
日本最古の梅干しは室町時代のもの・・・という情報もありました。梅干しってすごいねΣ(・□・;)
ただ今③まで作業が終わり、放置中です!
続きは1か月後に追記更新します( ´∀` )